『霧島家の一族』設定集


―――人物設定

霧島家
当主豪騎(ごうき)
字:‐‐
警視庁特殊事件課に勤める刑事(デカ)。基本的に放任主義。
夫人巴(ともえ)
字:‐‐
旅行関係の仕事柄、家にはあまりいない。物事にはこだわらない性格。
長男帝(みかど)
字:皇(すめらぎ)
弁護士。兄弟の頂点、そして統治者。頭痛と胃痛が悩みの種。
次男深紅(みあか)
字:鳳龍(ほうりゅう)
不良検察官。名前のせいで女に間違われる事多し。でも結構な女好き。
三男黒曜(こくよう)
字:深海(ふかみ)
今のところ無職(フリーター)。妙なバイトばかりしている。
四男慶陽(けいよう)
字:火燈(ひとぼし)
高校生。家事の全てを担う男。美月とは双子。実は作家でもある。
長女美月(みづき)
字:清瀬(きよせ)
高校生。慶陽の双子の妹。高校では慶陽と共に「生きた伝説」と呼ばれている。
五男司(つかさ)
字:‐‐
裁判官を目指して勉強中の高校生(現在は英国に留学中)。常に冷静、そして最狂。
六男鈴鹿(すずか)
字:雪村(ゆきむら)
何があったか知らないが、中学生にして出家した。能天気な有髪僧。
七男蒼太(そうた)
字:‐‐
サッカー選手を夢見る中学生。ちょろちょろ動き回るので行動範囲はかなり広い。
次女春日(はるひ)
字:‐‐
ちょっと内気な小学生。現在は貴理刀の家にホームステイ中。
八男翡翠(ひすい)
字:‐‐
元気いっぱい、イタズラ大好きな小学生。晶とは双子。
九男晶(あきら)
字:‐‐
翡翠とは逆に、人見知りの激しい小学生。大抵翡翠にくっついて行動する。


親戚
水沢 貫一郎(みずさわ かんいちろう)外科医。樹里とは夫婦。
水沢 樹里(みずさわ じゅり)外科医。貫一郎と共に医院を開いている。
橘 貴理刀(たちばな きりと)道場の師範。男らしい容姿と名前だが、女。春日を預かっている。
時任 護(ときとう まもる)職業不明(その話題に触れられると黙り込む)。もともと寡黙なので、謎は多い。
宗像 海(むなかた かい)大学生。見た目は真面目そのものだが、やや天然ぎみ。
安芸 緋呂(あき ひろ)名前がコンプレックスな中学生。何故か慶陽をライバル視している。
御厨 一(みくりや はじめ)無愛想なアルバイター(守銭奴)。かなり無口で、全く思考が読めない。


それ以外の関係者
二階堂 誠(にかいどう まこと)慶陽のクラスメイトで変トリオの一員。一人暮らし。
山之辺 健(やまのべ けん)二階堂と同じく慶陽のクラスメイトで変トリオの一員。人懐こく、動物的な勘が鋭い。
倉持 新(くらもち あらた)慶陽のクラスメイト。無口だが美人(女)。慶陽の執筆した本をよく読んでいる(両人知らず)。
深沢 宗一(ふかざわ そういち)慶陽のクラスである2年A組の担任。担当教科は体育。面倒見がいい。
桂木 秋介(かつらぎ しゅうすけ)美月のクラスである2年D組の担任。担当教科は数学。優柔不断ぎみ。
虹川 美鈴(にじかわ みすず)剣道部員で美月の親友。姉御肌で成績優秀なため、生徒会にも所属している。
桜井 綾(さくらい りょう)貴理刀の弟子。彼女に惚れているらしく、しょっちゅうまとわりついている。



―――住処について

■住所:東京都天堂市神松、蓬莱山山頂
その時々によって行けたり行けなかったり、場合によっては海外からも行けたりするらしいので、『蓬莱山は異世界にある』という説アリ。運良く蓬莱山まで辿り着けても、霧島屋敷は山頂に建っているので郵便局員には大不評。そのため、ポストは山のふもとにある。

■屋敷の広さ:測定不能
敷地内に寮やら畑やら洞窟やら森やらがあり、部屋ごとに見える景色が全く違う。二階へ行くのに使うのが階段でなく はしごだったり床下収納かと思って開けた戸が地下設備への入り口だったり天井裏の代わりに道場があったり、知れば知るほど謎は深ま る。ちなみに、外形は壁がペインティングされていて周囲と見分けがつかない(そして絵だとわかるほど近づくと全体が見えない) ので、これも不明である。

■部屋数:少なくとも20以上
その内の15が二階にある客室だが、実際に客室として使える部屋は半分程度。各部屋につき1人の幽霊がいるから、と いうのがその理由である。
どの霊も実害はないが、無意味に叫んだりじゃれついてきたり喧嘩を売ったりする。そのため客から苦情が来ないような部屋は実質 ないに等しい。客が我慢できる範囲のものが、半分。残りは兄妹たちの自室と成り果てた。
他の5つは全て一階にあり、居間・慶陽の部屋・美月の部屋・豪騎と巴の部屋(大きめの一部屋を仕切っているので二部屋扱い)。両親が それぞれ自室を持っているのは納得できるとして、なぜ慶陽と美月だけ客室でなく自室を持っているのか。それは防犯上の理由及び霊 たちの意見による。

■付属施設:色々ありすぎて把握不可能
屋敷内のもので、分かっているだけでも食糧貯蔵庫・露天風呂・アトリエ・書斎・道場・武器庫などがある。
他にもどんでん返しやスイッチ操作により隠されている部屋が幾つかあるらしいが、その数及び詳細は不明。
屋敷外の設備は、テニスコート・寮・ロッジ・寺・陸上競技場その他多数。地下設備は実験室二つ・駐車場・医療室・ワインの貯蔵庫 などの存在が確認されているが、射撃場や外へ通ずる緊急脱出路、明かり一つない迷路などの目撃証言もあり、かつどこに 続いているか分からない未舗装の通路も複数存在しているため、正確には把握できていない。

■防犯設備:かなり多数
屋敷までの道のり・・・門→ちょっとした庭→洞窟→森→玄関→屋敷内。
その間にある防犯対策・・・虹彩による本人確認(門外)、番人たちによる出迎え(庭)、巨大な肉食の蛇(洞窟内)、日替わりパス ワードの入力(洞窟の出口)、肉食獣各種の出迎え(森)、電流(ドアノブ)、落とし穴(玄関先)、金だらい(玄関を入ってすぐ)、 無数の矢(廊下の壁)。
もちろん屋敷内にも、畳返し・釣り天井・飛び出る竹槍・明かりのスイッチと見せかけた水責めのスイッチ・ドアと見せかけた壁など 忍者屋敷以上のからくりとトラップが揃っている。だが、最大の防犯対策は霧島一家そのものである。



―――霧島家におけるしきたりについて

■字(あざな)
一家共通の姓は「霧島」だが、他にある条件をクリアすると与えられる「字」という姓がある。
未成年者には関係ないが、成人して霧島家を追い出された後は、こちらが(法的には)正式な姓になる。
字を得るための条件は、自分以外の一族との全面対決に勝利すること。全面対決の内容は各自異なり、当主によって決められる。勝負の時期は当主か一族の血を引く者の中で聖職に就いた者(現在の場合は鈴鹿)によって決められ、本人に告げられる。

■ホームステイ
霧島家の子供は、事あるごとに放り出される。
行く先は親戚の家であり学校の寮であり見知らぬ他人の家でありどこかの山中であり日本国外であるが、それを決定するのもまた 当主の役目である。よって、その理由はこれまた当然の如く当主しか知らない。
現在、春日は貴理刀の家にホームステイ中、司はイギリスに留学中である。
旅の目的は『人を見る目を養い、経験を豊かにし、独立心としたたかさを育てる』ことにあるらしい。だが一族以外の者であれば、 霧島一家と共に住むだけで十分それらが身につくであろう。
ちなみに成人後は問答無用法的・実質的ともに家から追い出される。

■補足
当主は霧島家の全てを知っている。



何かあったら変更されるかも知れません・・・


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