「神々の宴」の世界。


天界

支配者はゼウス(天帝)。その下に、それぞれ「月」「太陽」「大地」「時間」を司る四人の神(四大神)、「水」「風」「火」「植物」 「海」「空」「獣」を司る七人の神(七曜)、一般の神々、六大天使、大天使、天使、精霊と続く。
四大神(四令司)、七曜(七伯)、運命神(一卿)の十二人は、十二神と呼ばれ、ゼウスの勅令を実行し天界を率いる。
人間と同じく、神々にも死は存在する。しかし寿命が恐ろしく長いため、人間は気付かない。
代替わり制・昇進なし。神々の誰かに死期が近づくと、必ず人間の中に神の能力を秘めた者(適合者)が現れる。たとえ運命卿であろうと、 死期や適合者は左右できない。
ゼウスによって命を授けられた初代の神々は殆どが死に絶え、生き残っているのは時令司、運命卿のみ。

魔界

支配者はメフィスト(魔王)。通常はサタンと呼ばれる。その下には、王子・将軍クラスの実力者・医者より成る階級(ジェム)、 副将クラスから雑兵クラスまで入り混じった階級(ファレル)、雑兵以下の者達の階級(イヴル)、戦力にもならない者達の階級 (ダークエルフ)と続く。
ジェム階級にのみ、苗字の所有が許されている。それ以下の者たちは、階級が苗字代わり。
実力主義・昇進あり。その気になればダークエルフからジェムへの昇進も可能。治癒の力を持つ者は稀にしか存在しないため、医者は 無条件でジェムになれる。腕力がないなら、医学の知識だけでもいいということ。だが、代わりに、どんな条件下でも患者を優先しなく てはならない。
悪魔は人間の悪意から生まれるため、魔界は人間のおかげで成り立っているも同然。
唯一存在する法律は『強い者が正しい』。いざとなれば主君である魔王すら裏切るが、忠誠心が存在しないわけではない。

神魔共通事項

■運動能力がピークに達した時(主に14〜29歳の間)に老化が止まる(絶対年齢)。
■神と悪魔の混血児(半神半魔)は禁忌とされ、純血主義者には毛嫌いされる。神にも悪魔にもなれる、不安定な存在。
■肉体を持たず、鏡や剣のような媒体に依って(取りついて)行動する。肉体がないので、人型だけでなく動物の姿にもなれる。
■自分の司るものを操れる他、それに関わる特殊能力も持つ。



精霊界

支配者はロータス(精霊王)だったが、その死により今は不在。
階級などは一切なし。大抵は「善」だが、ごくたまに「悪」に傾く精霊もいる。
人型ならば主に5〜13歳ほどの姿。半獣の姿でいる者も多い。
長い年月を生きた獣や自然物の魂を精霊と呼ぶ。そのため、例えば木の精霊ならば、宿主である木が切られてしまえば消えてしまう。
※火の精霊だけはロータスの神殿にしか存在しない。精霊界では、常に燃えている炎は神殿のかがり火しかないからである。


四大神

アビス(月の女神)・・・水、夜、過去、再生に関わる全てのものを司る。東方守護。
主人公。銀髪、碧眼。シヴァの双子の妹。天界でも有数の剣士。半神半魔。
配属の七曜―――セイディア(水の女神)、カイト(海の神)

シヴァ(太陽の神)・・・火、未来、破壊に関わる全てのものを司る。南方守護。
アビスの双子の兄。赤髪、金眼。射撃の名手。なぜか魔属に好かれる。半神半魔。
配属の七曜―――オニクス(火の神)

ガイア(大地の神)・・・植物、現在、有に関わる全てのものを司る。西方守護。
無骨な大男。クロノスには及ばないが、かなり博識。黒髪、緑眼。槍使い。実は激しい性格。
配属の七曜―――アムリタ(植物の女神)、フェンリル(獣の神)

クロノス(時間の神)・・・時間、無に関する全てのものを司る。北方守護。
数少ない初代の生き残り。紫髪、紫眼。天界から出る事はめったにない。仕事の鬼。
配下の七曜―――エアリィ(風の女神)、シン(空の神)

※運命卿は長い間、仕事場である「織の塔」に閉じこもりきりであるため、ゼウスとクロノス以外は彼女の素顔も人物像も知らない。







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